リサイクル RECYCLING
中四国最大級の処理能力。
一つの無駄もなく、
建設廃材に新たな命を吹き込みます。
現在、増加傾向にある産業廃棄物のうち、汚泥、動物の糞尿、建設廃材が全体の約8割を占めるといわれ、建設廃棄物のリサイクル推進・減量化は建設業に携わる者にとって早急に解決しなければならない最重要課題です。
そこで、当社ではこれまでの解体および建設廃材の収集・運搬で培ってきたノウハウをすべてカタチにした廃棄物中間処理場を建設いたしました。
約2000坪の広大な敷地内では1日あたり下表の廃棄物処理能力を持ち、廃棄物ゼロを目指して、さまざまな再資源化のための処理業務に取り組んでいます。
処理品目
処理能力
破砕機4.6t/日(石膏ボード8t/日)、選別機50m3/日、磁選機50m3/日、振動ふるい機50m3/日
分別処理
投入材の分別精度95%以上の最新分別機を導入!
手選困難な混合廃棄物を振動と吸引で分別処理します。作業の効率化と廃材のリサイクルの推進・減量化を進め、処理費用のコストダウンを図ります。
最新鋭設備がズラリ。21世紀型ファクトリー・システム
中間処理場をつくるにあたって、私たちがもっとも知恵を絞ったのが、地域住民に対する配慮です。
完全循環型社会の実現を目指す当社にとって、地域住民の理解と共感を得ることは必須条件だと考えております。
この工場を通して、産業廃棄物は決してただのゴミではなく生かせる資源でもあることをご理解いただくことは、業界全体のイメージアップにもつながります。
そこで、当社の処理施設では集塵機を設置するなど、周囲の環境にも配慮した次世代型再資源化工場となっています。
「周囲の環境にも配慮した次世代型再資源化工場」
鉄筋でも砕く能力を持つ
18トン級の破砕機
プラント内は驚くほど、静か。
その要因の一つが振動を最小限に止めたこのフィルダー式ふるい機
手選別のラインで威力を発揮する集塵機は、周辺の環境にも配慮したつくりです。
振動分別機により金剛廃棄物を再生砕石、金属等の有価物や再生品とその他の軽量物に分別します。
分別制度は95%以上
建築資材のリサイクル商品
捨てればただのゴミも、アイディアと工夫で、いくらでも新しい資源として甦る物があります。
現在では、さまざまな分野での研究が進められ、建設廃棄物の再資源化も多岐に渡り、ゼロ・エミッションも決して夢ではなくなってきています。
当社では、そうした最先端の技術情報に常に耳を傾けながら、それぞれの再資源化に応じた中間処理を行い、限りある資源の有効活用に貢献しています。
※石膏ボードを分別した土を使用しており、増量材として再利用されます。
- 発生した土砂は
- 現場で盛土として使われるほかに周辺の公共施設や住宅用地など、造成用の盛土材やコンクリート材料として活用されます。
- 切り開かれた樹木は
- 新しい道路の植樹に利用したり、木の根や植物廃材は、チップ化し肥料として活用する方法が考えられています。
- コンクリート片は
- アスファルト片は道路等の路盤材として再利用されます。
- 発砲スチロールは
- 溶融機によりPS樹脂化された後、断熱ボードや日用雑貨品として再利用されます。